紅茶の茶葉が並べられている

紅茶のあれこれ

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季節の愉しみ ダージリンファーストフラッシュ(前編)

季節の愉しみ ダージリンファーストフラッシュ(前編)

神戸の紅茶専門店Lakshimi(ラクシュミー)が、皆様に紅茶をもっと身近に感じていただけるよう折々のトピックをお届けするblog。今回からリニューアルopenします。

改めまして、ダージリン

改めまして、ダージリン

世界3大銘茶と称される紅茶は、スリランカのセイロン・ウバ、中国のキーマン、そしインド北部・ヒマラヤ山岳地帯にあるダージリンです。ダージリンの標高は2300m。つまり昼と夜の寒暖差が大きく、朝には霧が発生する地形。この霧が茶葉に旨みを加えるといわれています。インド全体での紅茶の年間生産量はおよそ75万トン。そのうちダージリン地方の生産量は1万トンに満たない貴重な紅茶です。香りはマスカットのような爽やかさで、味わいは程よい渋味で後味すっきり。「紅茶のシャンパン」と称されるほどハイグレードで、味と香りのバランスよく、世界の愛好家が求める高級品です。

ファーストフラッシュとは

ファーストフラッシュは3月から4月初め頃に芽吹く新芽を摘んだ茶葉のこと。毎年春になるとラクシュミーには、北インドのダージリン地方で摘まれた茶葉のサンプルが多数送られてきます。紅茶ソムリエが届いたすべての茶葉を試飲し、当店のお客様に飲んでいただきたい、その年のファーストフラッシュを選んでお届けしています。例えば今年の春に、試飲した数はおよそ30種類。その中から特に優れた2品をご用意しました。商品の詳細は次回のblogでご紹介します。